「私はあなたがたのイエスである。肉体を持って生まれてきた者だ。私の妹よ、信仰について少し考えさせてほしい。信仰は岩のように動かず変わらず、嵐が通り過ぎてもそのままでいるものだ。家屋の枠組みをしっかりと固定する釘に似ている。祈りが捧げられるとき心の中の信仰の度合いはオーブンの中で火を焼くようになる。オーブンが熱ければ熱いほどパンは早く完全に焼ける。信仰の程度が高ければ高いほど、祈りにはすぐにそして完全に答えが返って来る。」
「信仰は宝石を取り囲む金のように、それを守り世界中にその輝きを見せている。この金こそあなたの信仰であり、宝石が救いである。信仰は愛とともに忍耐強く道を行くための道だ。」
「信仰がないと風雨の中を揺れ動かされる木の枝のようになってしまう。そのように心も落ち着きや平和を見つけることはできない。」
「信仰は春の微風に乗る凧のように、あなたの魂(凧)を支える風だ。風が止めば凧は地面へと落ちてしまう。」
「私の心から信仰を求めてほしい。常により深い信仰を願ってくれ。信仰も愛も過剰には与えられないものだ。」
「平和があなたとともにあれ。」 彼は去る。